セクハラでアナウンサー失格

セクハラ問題を起こした、大阪朝日放送のアナウンサー３人に対して、局側はそのうち２人をアナウンサー失格処分としました。人から憧れの目で見られるアナウンサーの職を、失ったわけですね。

事の発端は大阪朝日放送の男性アナウンサーが、社内のアルバイト女性に対して、職の斡旋をエサにキスを迫るなどしたこと。このセクハラが明るみに出てしまったので、男性アナウンサー２人は懲戒処分、残り一人はけん責処分となっていました。

懲戒処分のふたりは、アナウンス部から別部署へ異動。残りの一人はアナウンス部で事務作業に従事。事実上セクハラによって、アナウンサー失格の烙印を押された形です。

確かに仕事の斡旋をエサに、キスを迫るのはひどい行為ですね。ただ単純なセクハラというよりも、パワーハラスメント的な要素が大きいように思います。

通常セクハラというと、胸やお尻など女性のカラダを触る行為が多いはず。今回のように立場を悪用しての行為は、単純にセクハラとも言いがたい感じがします。アナウンサーという、公共に言葉で物を伝える立場の人が、影でこのような行為をしていたのでは、ちょっと情けない感じです。

まあ今回の事はともかくとして、いわゆるセクハラにはよく分からない部分が多いですね。例えば女性の場合でも、カラダを服の上から多少タッチされても、｢私に魅力があるのね。｣なんて感じで許す人もいます。

それとは逆にちょっとした言葉じりを捉えて、セクハラと叫ぶ人もいるでしょう。同じ事務所で働いていれば、時にカラダが当たるときもあるはずで、そのたびにセクハラにビクビクしなければいけないのでは、これまた困りもの。

アナウンサーのようなテレビ局云々に限らず、その場所でのルール決めみたいなものも、必要になってきそうですね。もっとも男性からさわられる女性は、それだけ女性として魅力があればの事。魅力ある女性になることによって、セクハラの対象にもなっちゃうとしたら、痛し痒しですよね。

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