キムタク人気で映画が大ヒット中

キムタクとは誰でもご存知の、木村拓哉さんの事です。常に人気を保ち続けているので、キムタクが映画やドラマに出演すると、大ヒットに繋がる方程式が出来ているようです。

キムタクは元々、ＳＭＡＰの一員としてブレーク。当初は歌にダンスにといった、アイドル歌手的な印象が強かった人もいるでしょう。ただ彼の場合は、スマスマで見せるような気さくな一面と、映画やドラマでの役作りの上手さ、演技力によって本格的な俳優としても活躍の場を広げています。

今回キムタクの力添えともいえるヒットを続けている映画は、山田洋次監督の時代劇三部作「武士の一分（いちぶん）」。すでに興行収入は40億とも言われているので、まさに桁違いの売り上げ。しかも時代劇でこの数字って凄くないですか。

山田監督の時代劇三部作は、「たそがれ清兵衛」で14億、「隠し剣　鬼の爪」で10億なので、いかに武士の一分が凄いか分かりますよね。まさにキムタクの影響が強く出る結果になっています。

キムタク超えにオダギリジョーが挑む形の、「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」は最終的には30億の興行になりそうなのだとか。テーマ的には時代劇よりも集客できそうなのに、結局10億以上の差が付くあたり、まだまだキムタク効果を超える役者さんは出てこないみたいですね。

今後の映画界はテーマや作品の内容も問われるでしょうが、なんといっても大切なのはキャスティング。キムタク無くして映画のヒットは語れないともいえそうな状況。しばらくの間はキムタク越えの人気俳優は出てこないかもしれませんね。